優秀なサラリーマンの条件 1
・優秀なサラリーマンの課題設定力とは
普通のサラリーマンにとっては課題は1種類しかないと思う。
それは何か?現状と標準とのギャップを課題点と捉えることです。
例を挙ると、今まで10分で行ってた業務が最近15分かかるようになった場合、従前より5分その業務に多く時間がかかっている。たいていの人がこれを課題と認識し改善し、最終的には10分に戻そうと努力する。
一方優秀なサラリーマンはどうだろうか?恐らく2種類の課題があることを知っている。
まず1つは、上記の「現状と標準のギャップ」。もう1つは何か?
「理想と標準のギャップ」を課題と認識することである。つまり、常に理想像を思い浮かべ、標準状態と理想状態のギャップは何故起こるのか?を認識するのである。
どうしたら理想に届くことができるのか?を常に考え、改善を繰り返して行くのである。
理想自体に解答がない以上、常に情報にアンテナを張り、イマジネーションを働かせ、頭を目一杯使用しないと、出来ないことである。これを自分の業務だけではなく、自分自身に対しても行っているのである。
あなたがもし経営者ならどちらを採用するだろうか?恐らく2種類の課題点があることを知り、自ら理想との課題を設定し、改善を繰り返す人間ではないだろうか?
・優秀なサラリーマンは何とか解決できると頑張る
問題や課題に直面した時に、優秀なサラリーマンは「何とか解決できると頑張る」
普通なサラリーマンは「解決できないと諦める」。
仕事を行っている以上は、問題や課題に絶対に直面する。あなたもそのような経験はあるだろう。
その問題・課題に直面した時に、「無理!」と思って諦める人は、残念ながら普通のサラリーマン。
「何とかできる」と思う人は、優秀なサラリーマンだろう。「何とかできる」と思う人の中で、優秀なサラリーマンは実際に、本当に何とかしてしまう人である。
「無理!」と思う人は、やり方・やる事等が全てマニュアル化されている
【仕事】ではなくて、【作業】をやるのが向いているかもしれない。
当然、【仕事】が出来る人の方が、付加価値が高いため、給料も高いのは納得できるだろう。
あなたは、課題・問題に直面した時にどのような対応をしているだろうか?
また、【仕事】と【作業】どちらをしているだろうか?