サラリーマンを続けながらお金・収入源を増加させる方法・考え方!

多くのサラリーマン・会社員がお金や収入を増やしたいにも関わらずなかなか増やせない。その理由は、才能がないからでも、努力不足だからでもありません。ただ単に、お金を増やすことために必要な考え方・習慣を身につけていないからです。それを身につけることなく、どれだけ時間をかけても望む結果は得られません。普通のサラリーマンである私が、サラリーマンを継続しながら給料の何倍もの収入を得られるようになった考え方等を紹介します。

分散投資(ポートフォリオ理論)は金持ちの投資法である

多くのマネーアドバイザーが投資の相談をした際に、ポートフォリオ理論に沿って分散投資をしてリスクを少なくしなさいと言う。これ自体は全く悪い考え方でもないし、ある意味素晴らしい考え方である。

 

ちなみにポートフォリオ理論とは、1952年にアメリカの経済学者・マーコヴィッツ氏が提唱した理論で、投資対象の株の銘柄を増やすことによって、投資家が抱えるリスクを少なくすることができるというもの。手持ちの投資資金をどのような証券に分散して,すなわち,どのようなポートフォリオを構築して投資すべきかを経済学的に分析した理論

 

ではこのポートフォリオ理論の何が問題かというと、保有している資産の多寡に関わらず、誰に対しても同じアドバイスをする点である。分散投資についてはお金を大きく増やすというよりも、大きく減らさずに収益を出すことを目的としている。

 

大きく減らさないということはリスクをある程度抑えるということである。リスクをある程度抑える以上はリターンもそれなりのものになってしまう。

 

あなたが資産を減らさない一方、リターンもそこまで望まないのであれば分散投資は素晴らしい投資法だと思う。

 

しかし、あなたが資産を大きく増やしたいというのであれば、分散投資で資産を大きく増やすことはなかなか難しい。

 

また、多くのお金持ちが分散投資でお金持ちになったかというとそうではないケースの方が多い。どちらかというと、分散投資の対極である一点集中で利益を稼ぎ出した結果でお金持ちになったケースの方が多いのである。

 

私の個人的な意見としては、分散投資をして意味があるのは億単位(最低でも数千万円)を運用する人だけだと思う。ここまでの資産になると、利回りが多少低くともそれなりの収入になるので大きな影響があるからある。

 

また、分散投資をする理由としては、インフレで価値が目減りしないようにするという目的もある。インフレになった場合、現金を保有していると価値が目減りしてしまう。

 

これを避けるためには、有価証券や不動産等に投資することで目減りを避けることができると言われている。そのため、ポートフォリオ理論を使って、リスクを抑えて投資し価値の目減りを防ぐのである。

 

これまで日本においてはあまりインフレを意識することはなかったが、この先はインフレ目標2%と掲げており、インフレの可能性も全くないわけではない。

 

あなたが投資をする際には、資産を大きく増やしたいのか?それとも、今の資産を減らさないことを目的とするのか?を決めた上で対応する必要がある。