優秀なサラリーマンの条件 3
・チームとグループの違いを把握しているか?
どのような仕事・業務でも、単独で行うことは少なく、複数人で行うことが多いと思う。また、会社組織であるならば、本部・部・課等に分かれており、その中には複数人の人間が所属していると思う。
あなたが所属している組織は、「チーム」としての機能を果たしているだろうか?それとも、単なる「グループ」になってしまっているだろうか?
では、「チーム」と「グループ」の違いは何だろうか?
「グループ」とは、組織を構成している人間が、与えられた仕事しか行わない人間の集合体。
一方で、「チーム」とは、チームの仕事は自分の仕事であるという認識の下、自分の担当の仕事を超えて、お互いカバーしあう人間の集合体だ。
どちらがパフォーマンスが高いだろうか?当然「チーム」である。あなたが、マネージャーなら「チーム」を作る努力を。あなたが、担当者なら、「チーム員」になる努力をする必要があるだろう。
・面倒な仕事を押し付ける人のサインを理解する
企業で言うならば、社長を筆頭に、専務、常務、部長・・・・等のコミュニティーにおいて、上の者が下の者に面倒だったり、嫌な仕事をやらせようと思うときのサインが
あるそうだ。
「○○さん、ちょっといい」
「○○君、ちょっと来てくれる?」
の言葉がそのサインとのことである。
何故か?その上の者も面倒だったり、嫌なことは認識しており、それを頼むのには、多少なりとも無意識に罪悪感があるからでそうである。
罪悪感があるからこそ、普段は呼びつけたりするのに、その時だけは、席まで来たりする。
確かに、自分の言動を振り返ると、そのような場面があることが分かり、「なるほど!」と思ってしまった。
あなたがもし上の立場なら、見透かされないように注意してほしい。あなたがもし下の立場なら、気をつけてほしい。
逆に考えると、あなたが下の立場の場合、その依頼を快く引き受ければ、相手に好感を持ってもらえるかもしれない。何故なら、相手も無意識のうちに罪悪感を持っているのだから・・・