サラリーマンにおける人間関係の大原則
・人間関係良化の大原則を理解し活用する
どのようなビジネスでも、生活でも、必ず自分以外の人間を相手にしなければならない。これを一般的には人間関係と呼んでいる。
人間関係が良化すれば問題ないが、悪化すると、非常にストレスになる。サラリーマンにおける退職の一番の理由が「人間関係」とあるくらい、あなたも含めて多くの人を悩ませている。
逆に言えば、「人間関係」が上手くいけば、あなたも含めた多くの人の悩みを大きく減らすことができる。では、「人間関係」を上手くするにはどうすれば良いだろうか?
当然「相手」を理解しなければならない。では、「相手」の何を理解すればよいのだろうか?
私が思うには、
・価値観(何を大事にしているのか?)
・信条(信じているのか?)
・先入観(何に反発しどんな傾向があるのか?)
・自己評価(自分をどう思っているのか?)
・信頼(どういう人間を信用するのか?)
・希望(人生・仕事に何を望んでいるのか?)
の6つは最低限必要なのではないかと思っている。
これを理解するとどうなるのか?
・価値観や信条を傷つける言動は避けることができる。
・反発を受けることなく信用を得ることができる。
・自我を満たすための提案をすることがでる。
これができる相手をあなたは嫌うだろうか?恐らく大半の人があなたに好意を持つのではないだろうか?そう思うのであれば、あなたも相手に同じ事をしてあげてみまよう。
実践するのは難しい。出来るようになるまでも多くの時間を要するだろう。しかし、それだけの価値があるとは思わないだうか?
・上司・先輩に好かれる部下・後輩を演じることができる
先日、ある経営コンサルタントの方にお会いした際に、上司・先輩に好かれる部下・後輩の条件を聞いた。
1)叱ってもへこたれない、すねない人
2)無理・不可能です・出来ませんと言わない人
3)どんな仕事でも快く受け入れる人
とのことである。
確かに、自分が上司・先輩の立場だとしたら分かる気がする。
・部下・後輩の為に注意しているのに、へこたれたり、すねたりする。
・部下・後輩なら出来ると思っているから依頼した業務であるにも関わらず、「無理」「不可能」「できない」と言われる
・ちょっとした雑用を頼んだ時に嫌そうな顔をする
このような対応を取られてしまったら、いくら上司・先輩が人間的に出来ていても、あまり良い思いはしないだろう。
また、最も部下・後輩にとって致命的なのが、その上司・先輩の信頼が一気に崩れてしまうことである。信頼こそが人間関係・ビジネスマンの基本である以上致命的ではないだろうか?
あなたは、好かれた部下・後輩の条件を満たしているだろうか?